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株式会社カネ中商店

エフエムアイ

おいしさを、そのまま急速冷却・急速冷凍。新鮮な食材と職人の技を活かす効率的な作業を実現します。

オーブンから取り出した焼きたての熱々の食材をそのまま急速冷却・急速冷凍するので、美味しさを逃しません。また、製造時間の短縮で出庫の調整、追加ができるので当日販売する商品を当日に作れるため、チャンスロス低下につながります。

大規模工場でも、 カスタマイズ不要!

ファンに冷気を吸い込む直前に食材の熱を奪う方式です。

イリノックス独自の冷気循環システム
ファン吸い込み側のすぐ前に食材を置いていることにより冷気は層流となり、整然とした流れで製品のあいだを通過していきます。このため熱交換は円滑に行われ、また、上から下まで比較的均一な速度で冷却されます。(冷却能力が高い部分的な理由にもなっています。)

IRINOXブラストチラー&ショックフリーザーの冷却の仕組み(EFシリーズ)

4つのプログラムから選べます。

(1)デリケートチル:凍りやすい繊細な素材を冷却するモード。
(2)ストロングチル:2段階冷却でより強力に冷却するモード。
(3)デリケートフリージング:水分の多い繊細なものを冷凍するモード。
(4)ストロングフリージング:-18℃までいっきに急速冷凍するモード。

図左より:(1)デリケートチル、(2)ストロングチル、(3)デリケートフリージング、(4)ストロングフリージング

※MF90.1STT / MF100.1STT / MF100.2STT / MF130.1STTは1℃単位で設定が可能です。

BRAND history

〈イリノックス〉は、1989年にイタリアのコルバネゼ(Corbanese)にて設立された、ブラストチラー&ショックフリーザーの専門会社。できたての湯気が出ているうちに、粗熱を取る必要がなく庫内に入れることが可能な世界最高水準の冷凍・冷却能力は、80カ国以上、8万台以上の導入実績で、世界中で高く評価されています。〈イリノックス〉は、「迅速な冷凍」と「高品質保存」の概念を、ペストリー、アイスクリーム、ベーカリー、レストランなどの食品業界に普及したパイオニア。常にテクノロジーの研究と改善に取り組み、そして世界中の食品専門家や企業の理想的なパートナーとして活動しています。先進性を備えた会社であり、長年にわたり、業務用ブラストチラー&ショックフリーザーのラインナップを広げ、いまも革新的なコンセプトを提案し続けています。

FMI'S recommend ~おすすめの理由~

  • 粗熱を取る必要がなく、美味しさの要素を湯気ごと閉じ込めます
  • 熱々のまま庫内に入れて連続稼動しても、急速冷凍・冷却能力を保持できます
  • 新鮮さ・美味しさを保持し、再加熱した場合の高い再現性を実現します

EF・MF series EF・MFシリーズ

焼きたてからマイナス40℃に。
世界最高品質の「急速冷凍」「急速冷却」機能に特化したブラストチラー&ショックフリーザー

最高の冷却を支える独自システムとパワフルな冷却のための吸い込み式 〈イリノックス〉バランスシステム&熱吸い込み式
冷却に作用する、圧縮機・凝縮器・蒸発器・減圧器が相互に機能するように、完璧に調節している〈イリノックス〉バランスシステムを搭載。
また、食材に冷気を吹き付けて冷やす方式と異なり、「熱を吸い込む」動作をすることで、効率的な冷却と、マイナス40℃の冷気循環が可能に。非常にパワフルな設計となっています。
できたての美味しさを閉じ込めて、食品の安全と品質を保持 ショックフリーズ 急速冷凍
芯温90℃の熱々の状態で、調理後すぐに連続で急速冷凍が可能な〈イリノックス〉は、「水分」「香り」「色合い」「栄養素」など美味しさに直結する多くの要素を湯気ごと閉じ込めることで、再加熱時の高い再現性を実現。さらに、食品の劣化を抑え、安全な食品提供をサポートします。
冷やし待ちの状態を解消し、生産性が向上

プリンの冷却時間比較

冷却時間短縮により

当日仕込みが可能 消費期限が1日延びる 追加製造ができる

たとえば、プリンの冷却データを例に取ると、オープンから取り出した熱々の状態から3℃まで冷却するのにかかる時間は、緩慢冷却(作りたての食材を常温で粗熱を取り、冷蔵庫でゆっくり冷却すること)だと3時間30分、〈イリノックス〉だと40分です。冷却時間に5倍以上の開きがあります。俗に言う「冷やし待ち」の状態を解消することができ、生産性が大きく向上します。
小規模店舗から大規模店舗まで大型はすぐに導入可能な21サイズ
お客様のニーズに合わせて、小型100Vから大型トロリータイプまでラインナップ。大型はカスタマイズ不要な21種類のサイズをご用意。特注で製造する必要がなく、コスト面での導入メリットが高いです。
設置仕様も現場のレイアウトに合わせて、掘込式フロア・スロープ付フロア・脚付き-STモデルなどフレキシブルに対応できます。
食材の冷却をより効果的に マルチラック
〈イリノックス〉が特許取得しているマルチラックは、棚ピッチが調節可能なトレイホルダーです。
食材の高さに合わせ、トレイ間の距離を20mmピッチで簡単に設定でき、食材への冷気分布を最大限に実現します。

高い冷凍・冷却能力だけではない。
〈イリノックス〉が支持される理由を3つの事例から

パワフルな「急速冷凍」「急速冷却」に特化した〈イリノックス〉のブラストチラー&ショックフリーザーのEF・MFシリーズ。
本コラムでは、3つの事例から高性能だけではないEF・MFシリーズ大型機種の導入メリットをご紹介いたします。

大規模機内食工場の作業改善

世界中のエアラインの乗客が楽しみにしているのが、機内食。
ある大規模機内食工場の課題は、作業効率の改善でした。大型MFシリーズを導入前はトンネル型フリーザー(トンネルの中に食品を搬送させ、そのトンネルを通過する間に冷却した空気を食品に当て、冷凍した状態になるタイプ)を使用していました。
冷凍の品質は担保されていたものの、トンネルの通過時間が長く、流れる仕様なので一律の時間で冷やすことになり、固体差があると冷却に差が出てしまうのが悩みでした。
そこで新しく採用されたのがMFシリーズ180.2。バッチ式(冷凍庫の中に食品をのせたパン(トレー)やラックを入れ、冷凍庫を閉じ、冷却した空気を送風して庫内の食品を冷凍するタイプ)のため、トンネル式に比べると効率がよく、しかも冷却・冷凍能力の高さから作業の時短に繋がりました。
高い効果が表れており、あらゆる経営効率の向上にも寄与しているようです。

スーパーマーケット
惣菜工場の衛生管理改革

単身世帯の増加なども反映して、中食(惣菜や弁当などを買って帰り、家で食べる食品)の需要が年々高まっています。
あるスーパーマーケットの惣菜工場では、2020年6月のHACCPの義務化による食品の温度管理の重要性から、MFシリーズ180.2の導入を決めました。
品質を維持する温度に保ち、食中毒のリスクや食品廃棄を軽減するために、優秀な冷却能力を誇る〈イリノックス〉が必要だったのです。
調理したての熱々の料理もそのまま美味しさを閉じ込めて急速冷却できるので、食中毒の原因となる菌の繁殖も防ぎ、作業効率も大幅にアップしました。

中規模和菓子店のコスト削減

日本の食文化が誇る美しい和菓子。しかし、生の和菓子は日持ちがしないため、店頭販売しかできないことが、ある中規模和菓子店の課題でした。
そこで冷凍技術に着目し、ベルトコンベヤー式液体窒素冷凍機を導入。しかし窒素の年間のランニングコストが高額。しかも、大きな機器のため、作業場のスペースが狭くなるなどの要因から、新しい機器の導入を検討し、MFシリーズ350.2 2TLPTに出会いました。
以前なら冷凍に4.8時間かかっていた作業時間も、2時間で冷凍完了するなど、作業の時短にも大きく貢献。作業場の省スペース化も実現し、働き方や環境の改善にもつながったようです。

〈イリノックス〉導入の決め手とは

高い冷凍・冷却能力はもちろん、作業効率化、時短、フードロス削減、品質衛生管理にいたるまで、多くのメリットをもたらす〈イリノックス〉の大型機器。
多くの食品製造業者の導入の決め手は、この課題解決力でした。

簡単にお手入れができるので、いつも清潔に保てます。

マルチラック

イリノックスの特許取得済みマルチラックは調整可能なトレイホルダーです。パンの高さに合わせ、トレイ間距離が20mmピッチで簡単に設定でき、食材への冷気分布を最大限で実現します。棚受け位置の変更により、GNホテルパンまたは、600×400mm天板のどちらにも使用できます。

サニジェン

サニジェンは新設計されたイオン殺菌システムです。発生したイオンは庫内全体に行きわたるので、効果の高い殺菌が可能になりました。サニジェンはサイクル終了時または1日の作業終了時に作動し、殺菌・消臭を行います(EF10.1/EF20.1には装備されておりません)。

ソフトクロージングドア

ダンバー付きマグネットシステムで安全でゆっくりと静かにドアを閉めることができます(EF10.1/EF20.1には装備されておりません)。

庫内クリーニング

ファンカバーは開くことが可能なので、手の届きにくい裏側まで洗浄できます。またコーナーがアール形状になっていますので、隅々まで掃除ができ清潔に保てます。