フリウリノックス社について ~Friulinox~
イタリア「フリウリノックス社」はブラストチラー・ショックフリーザーのトップブランドです。
食の管理基準は日本では管理基準そのものが整っておりませんが、海外では厳しい管理基準が設けられています。
食品内の菌を増やさない最低条件として、『加熱後30分以内に冷却開始し、90分以内に芯温3℃に冷却すること』が、求められています。
「フリウリノックス社」のブラストチラー・ショックフリーザーはこの基準をクリアーしています。
急速冷凍フリウリノックス ブラストチラー
ブラストチラーは食品の急速冷却機です。調理した食品を急速に冷却することで、食中毒菌の繁殖を抑える事が出来ます。食品の温度のうち、最も食中毒菌が繁殖しやすいのは、60℃~10℃といわれています。その温度帯をより短い時間で冷やすことで、食中毒菌に繁殖の時間を与えないで冷やせるのがブラストチラーです。
新潟テストキッチンでは、イタリア製「フリウリノックス社」のブラストチラー・フリーザーを使用しております。
Friulinoxの3段階冷却サイクル
ブラストチリング(+3℃以下)の場合
食品に-30℃以下の冷気を連続して吹きつけると食品の表面が凍ってしまい、食品の繊維を壊してしまいます。
Friulinoxのブラストチラ―は庫内温度・食品表面温度・中心温度を管理しながら、食品にとって最適な温度カーブを画きながら、尚且つ、冷却速度を出来るだけ早める様に3段階の冷却サイクルを組合せた冷却プログラムが搭載されており、その冷却プログラムにより、食品の表面を凍らせる事無く、水分や風味を損なう事も無く、繊維を壊してしまう事も無く、食品の出来立ての美味しさを封じ込めます。
Friulinoxの3段階冷凍サイクル
ショックフリージング(-18℃以下)の場合
調理したあたたかい食品に、-20℃以下の(最低-40℃)冷気を一気に連続して吹きつけると、食品の表面が凍って、表面に氷のバリアが出来てしまい、食品の中心温度が返って下がらなくなってしまいます。
食品内部は緩慢な冷却となり、繊維内の水分が大きな氷の結晶となり繊維を壊し解凍時にドリップと一緒に旨みも出してしまいます。
Friulinoxのブラストチラー&ショックフリーザーは、食品の中心温度を確認しながら、表面から一気に凍らせるのでは無く、出来る限り氷の結晶を小さくし、繊維を壊さない様にしながら、急速冷凍(ショックフリージング,-18℃)が出来る3段階冷凍サイクルプログラムを搭載。
完璧な冷却プログラム
- 第一段階は-40℃の冷風静止庫内で急速冷却
- 庫内の温度が-20℃に上昇
- さらに-12℃まで上昇(表面に氷の層が出来る事を防ぎます)
- 中心温度が-18℃まで冷却
食の安全を高める革新的な機能
食の安全を高める、独自の冷却プログラム
なぜ調理物の急速冷却・冷凍が必要なのでしょうか?
ご存知のように食中毒菌は65℃から10℃までの温度帯で急激に増殖します。
そのため、加熱した食品を室内で適温に下がるまで放置してから冷蔵庫に入れると、食中毒菌の温床と化す危険があるのです。
Friulinoxでは、調理物を入れる前に庫内を冷却最適温度まで冷却する予冷機能を搭載。
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予冷機能
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HACCP
アラーム -
芯温計
センサー -
芯温制御
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自動洗浄機能(EXCELLモデルのみ)
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霜取り
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殺菌灯(オプション)